私は、「多様性を包摂した共生社会づくり」を目指して活動してまいりました。議会運営においても、議員個々が多様性をもって真剣に議論し、住民福祉の向上という共通目的においては、互いを尊重した包摂的な組織となるよう、議長職に誠心誠意、臨ませていただきます。私が最優先すべき方針は、約15年続いてきた議会改革から一旦立ち止まり、整理と改善を行うことにあります。その上で、次世代の議会の在り方を皆様と議論し、次世代につなげていく起点の構築に向けて、必要な改革には不断に取り組ませていただきます。
これまでの「開かれた議会」からさらに先へ。より成果を重視するとともに次世代につなげる「信頼される議会」の実現に向けて、市民の皆さまにおかれましては、より一層のご意見、ご要望をお寄せくださいますよう、お願い申し上げます。
令和3年5月 議長 辻󠄀 弘 之
昨年、本市は市制施行50周年を迎えましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、あらゆる記念行事が中止に追い込まれました。
市内経済も観光をはじめ、飲食店などが大きな打撃を受け、変異株などの出現により感染者が増加し、未だ収束が見えない状況にあります。
このような中、あらゆる感染拡大防止対策や経済対策が進められ、教育環境や生活スタイル、仕事の在り方などは大きく変化しています。
1日も早く不安な状況からの打開と、経済の立て直しが達せられるよう、二元代表制の一翼を担う議会として責務を果たし、市民の期待と信頼に応えるよう研さんして参ります。
副議長として議長を支え、より活発な議会運営に尽力致しますので、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げ、副議長の挨拶と致します。
令和3年5月 副議長 千 田 文 孝